
2026年上半期のEventCAT:グローバルイベントを支えたAIリアルタイム翻訳
グローバルイベントで最も印象に残る瞬間は、必ずしもステージ上で起こるとは限りません。それは、参加者が「自分の言語で発表や議論を理解できた」と実感する瞬間かもしれません。
EventCAT (イベントキャット) は、このような体験を実現することを目指し、2026年上半期もさまざまな国際イベントでリアルタイムAI翻訳とライブ字幕を提供してきました。
この半年間、香港、東京、ソウルをはじめとする各地の国際カンファレンスやイノベーションフォーラム、テクノロジー展示会において、多言語コミュニケーションを支援するとともに、イベント運営者がよりスムーズにセッションを準備・運営できるよう、プラットフォームの機能強化も進めてきました。
2026年上半期のEventCATの取り組みを振り返ります。
香港:国境を越えるビジネスコミュニケーションを支援

3月には、MICE業界のプロフェッショナルが世界中から集まる「Connect Marketplace Hong Kong 2026」に参加しました。
国際的なビジネスマッチングを目的としたイベントだからこそ、多言語で情報へアクセスできる環境は欠かせません。EventCATは、英語と中国語によるリアルタイム翻訳字幕を提供し、基調講演や業界セッション、ビジネスディスカッションを参加者が円滑に理解できる環境を支援しました。
香港で得られた成果は、翻訳技術を披露したことだけではありません。イベント運営者が本当に求めているのは、国際的な参加者が集まる会場でも、誰もが直感的に利用できる、多言語対応の仕組みであることを改めて実感する機会となりました。
EventCATにとっても、「多言語コミュニケーションはイベント体験の一部である」という考え方が、2026年を象徴するテーマになることを感じさせる出来事でした。
東京:一つひとつの言葉が重要となる舞台で

4月には、アジアを代表するイノベーションイベントの一つである「SusHi Tech Tokyo 2026」に参加しました。
東京ビッグサイトでは、多様な業界・ステージ・言語を横断しながら、数多くのアイデアや議論が交わされました。EventCATは主要ステージで日本語・英語のリアルタイムAI通訳字幕を提供し、海外からの参加者がイノベーションや未来のテクノロジーに関する議論をスムーズに理解できる環境を支援しました。
主要プログラムには、日本の高市早苗内閣総理大臣や東京都の小池百合子知事が出席するVIPセッションも含まれていました。
このような場面では、リアルタイム翻訳の重要性がより明確になります。世界中から参加者が集まるイベントでは、使用する言語によって理解できる情報に差が生まれてはなりません。重要なスピーチや新たなアイデア、発表内容は、その場にいるすべての参加者へリアルタイムで届けられる必要があります。
SusHi Tech Tokyo 2026は、大規模イベントでの導入実績にとどまらず、AI翻訳が社会的な注目度や影響力の高いイベントで果たす役割を示す機会となりました。EventCATにとっても、大規模な国際イベントにおけるAI翻訳の価値を改めて示す、重要なマイルストーンとなりました。
ソウル:多言語コミュニケーションをより身近に

ソウルで開催された「World IT Show 2026」では、EventCATは韓国のテクノロジー業界を代表する展示会にも参加しました。
会場では、QRコードから利用できるライブ翻訳字幕、直感的なセッション管理機能、実際のカンファレンス運営を想定した翻訳体験など、EventCAT Conferenceによる多言語イベント運営の新しいスタイルを紹介しました。
参加者は複雑な設定や専用ツールを必要とせず、QRコードを読み取るだけでリアルタイム翻訳字幕へアクセスし、セッションを視聴することができました。
この「シンプルさ」は、イベント運営において非常に重要です。グローバルイベントでは運営側が多くの業務を同時に管理する必要があります。翻訳ツールは新たな負担を増やすものではなく、運営をよりスムーズにする存在であるべきです。
World IT Show 2026は、EventCATが目指す方向性を改めて示す機会となりました。それは、AIによる多言語コミュニケーションを、デモンストレーションだけではなく、実際のイベント運営で安心して利用できるサービスとして提供することです。
EventCAT Conferenceをさらに使いやすく

2026年上半期は、イベントへの導入実績だけでなく、プラットフォームそのものの改善にも取り組みました。
実際のイベント運営を支えるConference機能
EventCAT Conference (カンファレンス) では、イベント運営者がより簡単かつ安心してセッションを管理できるよう、ワークフローを継続的に改善しています。
現在、プリペイドクレジットの残高をより分かりやすく管理できるほか、イベント中の利用状況をリアルタイムで確認できるようになりました。また、Auto-Recharge(自動チャージ)機能により、途中でクレジット不足になることなくイベントを継続して運営できます。さらに、QRコードによる参加者アクセス、スクリーン翻訳字幕、iFrame連携などの機能と組み合わせることで、大規模な多言語イベントでもよりスムーズな運営を実現しています。ライブイベントでは、翻訳システムの運用に気を取られることなく、運営者が参加者の体験に集中できる環境が重要です。
より正確なリアルタイム翻訳を実現する「STT Revise Guide」
リアルタイムAI翻訳では、人名や企業名、専門用語などの認識精度が重要です。そのためEventCATでは、「STT Revise Guide」を強化しました。
イベント開始前に登壇者名や企業名、ブランド名、専門用語などを登録しておくことで、イベントに合わせた翻訳字幕をより正確に提供できるようになります。専門性の高いセッションでも、固有名詞や用語を反映した自然な字幕・翻訳を実現します。
2026年上半期を振り返って
香港では国際的なビジネスコミュニケーションを支え、東京では世界が注目するイノベーションイベントをサポートし、ソウルでは、より実践的な多言語イベント運営のあり方を提案しました。
2026年上半期を通じて、EventCATは「言語の壁を越えて人と人をつなぐ」というミッションのもと、さまざまな国際イベントでリアルタイムAI翻訳と多言語コミュニケーションを支えてきました。また、この半年間で積み重ねてきた実績に加え、プラットフォームの機能改善も進めることで、イベント運営者にとってより使いやすく、実用的なサービスへと進化を続けています。
2026年後半も、EventCATはグローバルイベントにおける多言語コミュニケーションを支え、より多くの人が言語の壁を意識することなく情報を共有できる環境づくりに取り組んでまいります。
多言語対応が必要なグローバルイベントを企画・運営される方へ
EventCATは、参加者が場所や使用言語にかかわらず、リアルタイムで情報を共有できる多言語コミュニケーション環境を提供します。
イベントの規模や対応言語、運営環境に応じた最適な導入方法をご提案しています。デモや導入に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。


