
2026年KOCCA×Netflix Production Academyで実現した英語・スペイン語のAI同時通訳―EventCAT導入事例
韓国クリエイター向け「OTTシリーズ企画ブートキャンプ」でAI通訳を活用
グローバルなコンテンツ制作の現場では、海外の専門家がさまざまな言語で講義を行う機会が増えています。一方で、講師と参加者の使用言語が異なる場合、言語の壁によって講義内容の理解に差が生まれることも少なくありません。こうした課題を解決するため、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)がNetflixと共同で運営する「2026 KOCCA×Netflix Production Academy」では、AIによるリアルタイム多言語通訳が活用されました。

今回EventCAT(イベントキャット)が導入されたのは、アカデミーのプログラムの一つである「OTTシリーズ企画ブートキャンプ」です。本プログラムは、Frame Zeroが韓国ドラマ制作会社協会と共同で企画したもので、協会を通じて選抜された少人数のクリエイターを対象に、3日間にわたって実施されました。
対象となったのは、韓国の脚本家やプロデューサーなど、コンテンツ制作に携わるクリエイター。OTTシリーズの企画に必要となるグローバルコンテンツ戦略をテーマに、海外講師2名がそれぞれ英語とスペイン語で講義を行いました。
英語・スペイン語の講義を韓国語でリアルタイム通訳
異なる2言語で行われる講義を、参加者が言語の壁を感じることなく理解できるよう、EventCATでは英語・スペイン語それぞれの講義を韓国語へリアルタイム通訳。通訳音声に加えて韓国語字幕も同時に提供することで、参加者は耳と目の両方から講義内容を確認できる環境が整えられました。
3日間にわたる終日の集中プログラムだったこともあり、音声通訳だけでなく、画面上で内容を確認できる字幕があることが、講義への理解を深めるうえで大きな役割を果たしました。
講義終了後も活用できる翻訳データ
EventCATの役割は、講義中のリアルタイム通訳・字幕表示だけではありません。講義終了後には、その日の講義内容をまとめた言語別の字幕ファイルや要約データも提供。今回のブートキャンプでも、別途録音したり、講義内容を手作業で文字起こし・整理したりする必要なく、講義後の内容確認やフォローアップ資料として活用できました。
Frame Zeroのクァク・グヒョン室長は、今回のEventCAT導入について次のようにコメントしています。
「英語とスペイン語の講義が交互に行われる3日間の終日プログラムでしたが、EventCATによる同時通訳と字幕表示がセットで提供されたことで、参加者が講義内容を理解するうえで大きな助けとなりました。
また、講義終了後すぐに字幕ファイルを受け取ることができたため、内容を整理してクライアントへ迅速に共有できた点も非常に助かりました。」
クァク・グヒョン室長、Frame Zero
国際的な研修プログラムでAI同時通訳を活用するメリット
グローバルなコンテンツ教育や研修では、海外の専門家と現地の参加者が異なる言語でコミュニケーションを取る場面が多くあります。AIによるリアルタイム同時通訳は、講義内容をその場で翻訳するだけでなく、参加者の理解を支え、講義終了後の情報整理や資料作成までサポートします。
海外講師による講義をリアルタイムで翻訳
参加者が必要とする言語で字幕・音声を提供
講義終了後に言語別の字幕ファイルを取得
講義内容を報告書や研修資料などに再利用
国際的な研修・ワークショップにも対応するEventCAT
EventCATは、学術会議やグローバルフォーラムだけでなく、今回のブートキャンプのように、異なる言語を話す講師が登壇する少人数・集中型の研修やワークショップにも対応しています。 複数の言語圏から講師が参加する環境でも、講義内容をリアルタイムで伝えるだけでなく、終了後も字幕データを記録として残せるため、研修後の振り返りや資料作成、関係者への情報共有などにも活用できます。
これまでにもEventCATは、コンテンツ・クリエイティブ分野のさまざまな国際プログラムでリアルタイム翻訳・字幕を提供してきました。
コンテンツ産業では、国や地域を越えた共同制作やビジネス連携が当たり前になりつつあります。人材育成や研修の場でも、異なる言語を話す講師と参加者が同じプログラムに参加する機会は増えています。リアルタイムAI通訳は、こうした国際的な学習・交流の場で、言語の壁を取り除き、参加者が同じ情報を共有するための新しいコミュニケーションインフラとして、その活用が広がっています。
EventCATのその他の導入事例は、EventCATブログでもご紹介しています。
国際研修やワークショップ、セミナーなどへのAI通訳の導入をご検討の方は、イベントの内容や規模、参加者の言語構成、会場の運営環境に合わせた最適な活用方法をご提案します。デモを交えたご相談も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: contact@eventcat.com


